東南アジア各地からの輸入が急増すると、わずか1週間で15%も下がり、さらに1年後の89年10月末には、エビの輸入量が前年度より5%増えて、相場はさらに30%も値下がりしました。
このような途上国における言生産量の増加の反面、日本に対する胃袋はすでに満腹状態で、今後は毎年微増する程度が精一杯ではないかと見られています。
供給面では、インドネシアにおける技術革新計画だけを見てもかなり増加する見通しです。
・・・いまやエビは世界的に供給過剰時代に移行しています。
89年のエビの国際価格低落により、フィリピンの養殖業者は倒産あるいは廃業に追い込まれるというハプニングさえ起きています。
アメリカでは、言輸入量は、87年に3万7000。
86年より2万5千トン増えています。
供給国の第1位はエクアドルで、種類はホワイトシュリンプ。
第2位はメキシコ・中国本土からのホワイトシュリンプの輸入も増え、台湾からはブラックタイガーが輸入されています。
日本のエビ需要は頭打ちでありますが、アメリカでは、今後も外食産業における言需要が増えると期待されており、エクアドル以外の途上国でもアメリカ向けの養殖エビの生産薪規に計画中です。
ECでは、ノルウェーからの冷水産エビが供給不足状態で高価格をつけていましたが、アイスランドやグリーンランドからの輸入が増え、値段を下げています。
さらにタイやインドからの温水産のエビ輸入量が増えて、供給過剰の状態に変わっています。